斎藤環氏島田裕巳氏の本について
2016年05月29日
最近、椎名林檎さんの三文ゴシップを聞いています
すごい才能の持ち主だなと改めて思うとともに日本一だなぁと思いますね。
ところで斎藤環氏の「人間にとって健康とはなにか」を読みました。
SOC(首尾一貫感覚)、 レジリエンスといったものを取り上げ
ストレスに強い人間が健康ということを言っています。
面白いのが弱いつながりをもつ地域が実は地域社会を逆に強くするというものです。
強いつながりは軋轢を生みやすいのですね執着が健康を害するというのと同じです。
そこで島田裕巳氏の「もう親をすてるしかない」ですが、
タイトル通りまんま親を捨て介護の苦労から解放されるべきと言っています。
弱いつながりのほうが人間は幸福ということでしょうか。
島田氏の動けなくなった祖母はみずから食うことをやめ死んだそうです。
そこから親はとっとと死ぬべきとのこと。
Eテレの介護百人一首を見ていると介護のなかにも人は喜びを見つけ出しているのがわかりますし
私の実体験からも悲惨な老後を送るご老人は少なく周囲に感謝し微笑むご老人は多いです
私自身はゲーテのファウストのように死の瞬間は自分で選びたいなぁ〜と思います。