正岡子規と西東三鬼

2016年05月25日

正岡子規の句は日本の原風景を侍が切り取った美しさがあり

今の日本ではその詩の風景はわずかに見られるかまたはどこにも見られないものが歌われており

ある思いに襲われます。

紫陽花や壁のくづれをしぶく雨 といった句に日本の情緒を感じます。

西東三鬼は私の母校の有名な詩人ですが

混沌と闇、近代日本に対する違和感が詩のベースにあるような気がしますね。

彼の夏の句で最も有名なのが

おそるべき君等の乳房夏来る ですが現代ではセクハラといわれる表現かもしれません。

しかし女性本来のもつ生命力にたいする率直な賛美といえ

ニキ・ド・サンファルの作品に通じるものがあると思います。

二人とも好きな詩人であります。