言葉の音が与えるイメージについて
2016年05月02日
両親が長野に旅行に行ったのでその話を聞いていたところ
小谷という地名が出てきました
小谷とかいておたりと呼ぶそうですがその音の響きに古い時代の感性を感じ調べてみたのですが
面白い話がありました。たりとは水が垂れるというところから来ているとのこと
私はもともと谷という言葉の響きに嫌なものを感じていましたが
東日本では谷のことを沢と呼び西日本には谷という地名が多いそうです。
西日本は弥生の文化圏であり東日本は縄文圏です。
谷間には縄文人が住んでいることが多く弥生人は危険に感じていたであろうことが想像できます。
弥生人がその地をたにと読んだしかし縄文人は生活の場であるところを沢と呼んだ。
沢と聞くと私なんかはきれいな水が流れるイメージが浮かんできますがどうでしょうか。
同じ音の言葉を探すとさわる・さわがしい・さは・さわりとありますが
さわるの語源は障るだそうです。
最近はグラブるという言葉がCMで流行っているみたいですが弥生人もそんな感じだったんですかね